手汗対策はパウダーとジェルクリーム、どっちがいいの?
手汗対策として制汗剤を使うのはとても有効です。
しかし手汗対策グッズの中にもさまざま種類があって、パウダータイプと(ジェル)クリームタイプがあります。
正直言ってどちらの方が良いとは言い切れないのですが、それぞれの特徴を比較していきたいと思います。
使用直後のサラサラ感ならパウダータイプが上
言うまでもないかもしれませんが、パウダータイプとは粉を手に付けるタイプです。基本的にお化粧のようにパフを使って手にはたきつけていきます。ファリネはパウダータイプですね。
そしてクリームタイプは乳液のようなクリームをつけるタイプです。中には化粧水みたいにさらさらしたものもありますが、化粧水や乳液のように手になじませて使います。フレナーラはジェルクリームタイプですね。
そして使用直後のサラサラ感ですが、やはりパウダータイプの方が上です。
クリームタイプはしっかり塗り込まないとべたべた感が残ってしまいがちですので、量を加減しなくてはいけなかったりとちょっと気を遣うところもあります。
即効性を求めるならパウダータイプが良いと思います。
お手洗い後や雨の日にはクリームタイプが使いやすい
お手洗い後と雨の日になんの共通点があるの?って思うかもしれませんが、それは手が濡れている状態であることです。
当然のことですが、パウダータイプもクリームタイプも手を洗ってしまえば落ちてしまいます。しかしお手洗いは必ず行きますし、雨の日には傘などで手が濡れてしまうこともあります。
そういった時には制汗剤を付け直すことになるわけですが、パウダータイプは手の水分をある程度拭き取っておかないとパフがつまってしまう可能性があります。
(こういう時にはパフを使わずに直接粉を手に付けるようにします)
一方のクリームタイプはハンドクリームと同様に、多少濡れてても伸ばして塗り込めば気になりません。ですからクリームタイプの方が手が濡れている状況には使いやすいかと思います。
効果が長持ちするのはややパウダータイプか?
結構手汗対策をやる上では効果の持続性がポイントになってくると思います。効果については形状よりも成分の種類や量に関係してくるところが大きいのですが、私のこれまでの経験からするとパウダータイプの方がやや上かなと思います。
クリームタイプはつける量によってそれほど持続性は変わらないのですが、パウダータイプはつける量で結構違います。粉を多くつければその分だけ効果が長持ちする印象です。
またどれだけ手汗を抑えたいかで調節できるのはパウダータイプのメリットですので、そこもいいところですね。
人前で使って違和感がないのはクリームタイプ
なかなか人前で手汗ケアをするのには勇気がいりますが、いざしなくてはいけなくなった時にはクリームタイプの方が違和感がないかもしれません。
クリームタイプはハンドクリームと似ていますから、それでごまかしがきくでしょう。
一方パウダータイプは見た目は化粧品のファンデーションとかに見えますが、それを手に付ける姿はちょっと違和感があるかも?
まあ基本的にトイレとか自宅でつけていくのが普通だと思いますので、いざというときのメリットですね。
ここまで比較してみて、どちらのタイプも一長一短な感じです。
人によって使用する状況が違いますので、それに合わせて選ぶのが良いのかなと思います。
最後にそれぞれのタイプのおすすめについて紹介しておきますね。
パウダー/クリームタイプのそれぞれのおすすめ
・「farine(ファリネ)」(パウダータイプ)
私も愛用しているパウダータイプの制汗剤です。7つの制汗成分によってしっかりと手汗を抑えてくれます。パフからの粉の出方もちょうどよいですし、直接粉を取れるような小さなスプーンも付いていたりする(雨の日とか足に使う場合などに使用)ので、使い勝手もかなり良いです。
・「フレナーラ」(クリームタイプ)
フレナーラはジェルクリームタイプの制汗剤です。こちらもしっかりと手汗を抑えてくれますし、使い続けることで手汗の量を減らしていく効果もあります。クリームタイプで使い勝手もよく、ファリネと並んでおすすめです。